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無茶々ブログ

2018/03/29 (Thu)

こんにちは、無茶々園です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

早いもので明浜では桜の花びらがひらひらと散り始めました。

日射しも一段と暖かくなり、段々畑では新芽が芽吹いています。

 

収穫を終えた樹は果実に送っていた栄養を全身に巡らせ、春に大きく成長します。

芽を伸ばし葉を茂らせ、4月末には花を咲かせます。

今年の実りはどうなるか。期待に胸躍らせる春がやってきました。

 

さて、今回は初出荷となる『オロブロンコ(スウィーティー)』をご案内。ぜひお試しください。

 

 

~ 初出荷! オロブロンコ(スウィーティ) ~

 

『オロブロンコ(スウィーティ)』

7年前に数人の生産者が苗木を植えましたが、なかなか収穫には至らずにいたオロブロンコ。

ほとんどの生産者が見切りをつけてしまったなか

「今年(実が)成らなかったら切っちゃろうと決めたらやっと成ったんよ。」

と笑うのは原田商二・浩一親子。

今年ようやくまとまった収穫量となり、皆さんにも初めてご案内できました。

 

オロブロンコは、グレープフルーツと文旦との交配で生まれた品種です。

特にイスラエル産は「スウィーティー」と呼ばれますが、どちらも同じ果実です。

グレープフルーツほどの苦味がなく、

果汁が豊富で甘みがありほのかにライチに似た南国を思わせる香りが漂います。

 

文旦の交配種らしく外皮は厚いです。グレープフルーツのように半分に切り、

スプーンですくって食べるのがおすすめです。

 

今後生産が増えるかどうかは今年の評価次第。ぜひ皆様、お試しいただきご感想をお聞かせください。

 

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~ あわせてどうぞ!塩蔵わかめと新タマネギ ~

 

『塩蔵わかめ』

ミカン畑を目の前にした宇和海にて育てたわかめ。

そろそろ新モノの収穫時期ですが、その前に昨年産を少しお得にしてお送りいたします。

塩蔵にしておりますので塩抜きしてお使いくださいませ。

 

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『新タマネギ』

春を感じさせる産物の一つ新タマネギ。辛みが少なく瑞々しく、

薄くスライスしてカツオ節と醤油をかけるだけで春らしい一品のできあがりです。

加熱してもとろりとした食感を楽しむこともできます。

 

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柑橘らしい柑橘と野菜、お買い得な海産物。季節の品をぜひどうぞ!

2018/03/17 (Sat)

「育て方がわかったかもしれん」収穫しながら生産者・斉藤達文がにやりと笑う。

2月の下旬、ブラッドオレンジの畑を訪れたときのことです。

 

そもそもブラッドオレンジは愛媛県よりも暖かい地中海性気候のイタリアで盛んに栽培されています。

温暖化の影響による気温上昇を考慮して、全国に先駆けて愛媛県宇和島市を中心に産地化を進めてきました。

無茶々園でも隣町にある果樹研究所からの勧めがきっかけとなり、2006年から苗木を植え始めました。

少しずつ生産者が増え今期より予約注文を承れるほどの収量を見込めるようになりましたが、

この挑戦の中心にいたのが斉藤達文です。

 

斉藤は無茶々園の創設メンバーの一人で、「無茶々園」の名付け親。

有機農業への思いはそのままに、海外実習生の雇い入れを積極的に行い畑の面積を広げてきました。

「本来ならこれだけ畑をひろげたくはなかった」と前置きをしながらも進む高齢化と生産者不足、

荒れていく山を目の前に他に選択肢はなかったと言います。

それでも「(新品種への取り組みや海外実習生との作業は)ま、おもしろいからのぉ」と続くのは、

40年変わることない明浜への思いと農業への挑戦を続けていくという心意気の表れでしょうか。

 

斉藤達文。海外研修生とともに。

 

キャリーには18kgほどの果実が入る。力のある海外実習生の存在感が光る。

 

ブラッドオレンジと一言で表現してもいくつか品種があり、

無茶々園では赤みの強い「モロ」と大きめの「タロッコ」の2つを栽培しています。

モロとタロッコの葉を見せながら「簡単に例えるとモロは温州みかん系、

タロッコは伊予柑系」と説明する斉藤は明浜の環境や無茶々園の栽培方針を考えると

「タロッコ」の栽培が適しているのではと話します。

 

ブラッドオレンジは世界の柑橘産地で古くから作られており有機栽培でも取り組みやすい品種と考えられますが、

耐寒性が弱く冷たい風に吹かれると落下する傾向があります。

1年1年風対策をしながら栽培方法を試しながらと季節を重ね、

10年後には「ブラッドオレンジ(タロッコ)」という名前で皆さんの元へお届けできるようになるかもしれません。

今はタロッコとモロの両方を箱詰めしてお届けいたしますので、「これはどっち?」と楽しんでいただければ幸いです。

 

赤みの入り方は様々。柑橘にも個性がある。

 

ブラッドオレンジの特徴はなんといっても果肉に赤みがさすこと。

この赤みのもとはアントシアニンで近年その機能性に注目が集まっています。

赤みの量には個体差があり、果皮に赤みがさしたものを切っても思っていたほど赤みがなかったり、

その逆もあたったりと期待通りにはいかないものだと実感しています。

ネーブルオレンジといった他のオレンジと同様に果皮は堅いのでカットしてお召し上がりください。

アントシアニンの持つ、イチゴやブルーベリーのような独特の風味を生かすにはジュースを作るのもおすすめ。

ぜひお試しください。

 

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搾ってジュースにしてみました。マーマレードにするのもおすすめ。

2018/03/15 (Thu)

しめ飾りに使われる橙(だいだい)を明浜では“かぶす”と呼び、

昔から冬の食卓には欠かせない柑橘として親しまれてきました。

酢の物の酸味付けに、鍋物のポン酢に、落ち着いた酸味と香りがよくなじみます。

 

 

由来ははっきりしないのですが、かぶすは橙の仲間と見られています。

そして橙はオレンジ(ビターオレンジ)の一種。

ゆずやレモンのように香りと酸味を楽しむ品種ではありますが、実はオレンジの仲間なのです。

 

柑橘の果皮をたっぷり使ったマーマレードはイギリスの食文化として広まりましたが、

用いられたのがスペイン産のビターオレンジ。

最初は甘くないオレンジを活用するための工夫だったそうですが、

ペクチンが多く含まれる果皮の食感の良さと豊かな香りからマーマレードの定番となっていきました。

 

そこで取り組んだのが“かぶす”のオレンジマーマレード。

ヒマラヤ山麓原産の柑橘類が東西に分かれて伝播し、それぞれに異なる利用法が広まってきました。

明浜では酢みかんとして親しんできたかぶすの果皮を砂糖で甘く炊き、本場風にマーマレードへ。

 

 

北海道産のてんさい糖を用い、酸味付けに少しレモン果汁も加えています。

糖度は55度といつもの甘夏や伊予柑マーマレードよりは高めで、

弾力ある果皮の食感がしっかり楽しめます。

マーマレードのルーツを感じる無茶々園の新オレンジマーマレード、ぜひお試しくださいませ。

 

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2018/02/12 (Mon)

日向夏の種から芽が出ているのを発見し、

この芽を穂木として温州みかんに接ぎ木したところ結実して見出された「はるか」。

古い品種から自然発生したため作りやすく、有機栽培でも無理なく取り組むことができるという理由から、

無茶々園でも少しずつその量を増やしています。

 

ゴツゴツした皮とは裏腹な上品な甘みにはとても驚かされます。

外皮・内皮ともに厚めなのでナイフでカットしてお召し上がりください。

 

 

そんなはるかの悩みのタネは、なかなか知名度があがらないこと。

黄色くてゴツゴツとした外皮、その見た目からは想像ができない上品な甘みと、

個性的な特徴をもっているものの、大々的に栽培している産地も少ないことから、

消費者への認知はまだまだ進んでいません。

 

無茶々園での生産量もここ数年は安定して10トンを超えるようになりました。

消費者のみなさんにはるかについてもっと知ってもらい、しっかり食べてもらいたい!ということで、

古くからはるかの栽培に力をいれている田の浜地区の生産者たちに

取り組みはじめた経緯や生産の苦労について話を聞いてきました。

 

生産者の土居与次さんがはるかに出会ったのは15年ほど前のこと。

松山市の百貨店で1玉800~900円(!)で売られていたのを見て

驚愕したことを今でもはっきりと覚えているそうです。

それ以上に驚いたのは、見た目と食味のギャップ。

外観からはまったく想像できないやさしい甘みは、とても印象に残りました。

また、まわりの人に食べさせてみても、子どもと“おなごし(女性)”受けが非常によい。

自分の子どもがどんどん食べるのを見て、これはいける!と野生の勘が働き、苗木を植えはじめたのだそう。

 

しかしながら、いざ作りはじめてみるとなかなか大変だったと語るのは、

同じく田の浜の生産者、大中一郎さんと有田勇さん。

はるかは、農薬こそほとんど使わないものの、デリケートな管理が必要だということがわかりました。

まず、施肥や摘果といった基本管理がとても重要。

果実を鳴らしはじめて3年ほどはよく成りますが、手をいれず成るにまかせておくと急に樹勢が弱くなる。

毎年安定して成らせるためには、しっかりと肥料をやり、摘果もきちんとしないといけない。

また、ネムシ(カミキリムシ)被害、鳥やいのししの食害が非常に多い。

袋がけや鳥よけといった鳥獣害の対策は必須です。

農薬に頼らなくてよいといっても放任していいわけではなく、毎年成らし、

量を増やしていくためには地道な努力の積み重ねがあるのです。

 

はるかについて熱く語る大中さん。普段のやさしい顔とは違う真剣な表情。

 

枯死したはるかの樹。繊細な管理が必要とされます。

 

 

さて、無茶々園のはるかについて少しは理解を深めてもらえたでしょうか。

今年は、成りはちょっと少なめですが、秋の雨のおかげか玉伸びがよいので食べごたえのある仕上がりになりそうです。

あとは年明けからの寒波と大雪の影響がどう響くか・・・

 

また、あたりはずれが少ないのもはるかの特徴。

しっかりした外皮と上品な甘さは、マーマレードにするのも向いています。

安定した食味をほこる春の柑橘として、これからもしぶとく作り続けてまいりますので、

まだ食べたことのない方はぜひ一度注文してみてください。

 

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2018/02/05 (Mon)

無茶々園のある愛媛県南予地方はただいま大雪。

山も海も里も、見渡す限り真っ白になっています。

 

 

 

気温もかなり下がっているため、せとか・清見・甘夏といった春の柑橘への影響がとても心配。

秋の日照不足、カメムシ大発生、台風の風害に続き大雪と、今期は本当に天候に泣かされています。

はたして大丈夫なのでしょうか・・・

 

また、雪の影響によりお届け予定の荷物が一部遅れてしまう可能性がございます。

今回も安全第一でお届けいたしますので、何とぞご了承のほどよろしくお願いいたします。