倉庫に集まる10人の男衆。
10/11、お祭りに向けた準備を行っていました。
狩浜の中心に位置する春日神社のしめ縄は、毎年お祭りの時期に新調します。
しめ縄づくりは、神社総代をはじめ先祖代々神社を守る役目をもつ”宮がらす”の方々、
祭りの太鼓を叩く大ベテランが担います。
力を合わせて束を少しづつ増やしながら編み上げていきます。
暑さが残るこの日、倉庫の中で汗をかきながら仕上げていきました。
今年の出来は上々の様子。しめ縄を奉納する”おはけおろし”の日が楽しみです。
しめ縄を作り上げたその足で向かう先は春日神社。続いて、神輿磨きを行います。
神輿は一年の汚れを落として丁寧に磨かれ、輝きを取り戻していきます。
この神輿は戦時中に新調されたもの。当時、出征することが決まった若者が、優先的に
担いだのだと教えてもらいました。
今年は10月26日。狩浜中が沸く一日をもうすぐ迎えます。