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取材日:2021年12月13日
年齢は取材日時点のものです。
流れ着くように働きはじめ、10年。川越は、持ち前の人を観る力、接する力で選果場を切り盛りしてきた。若い世代をまとめる物腰と振る舞いには、誰からも慕われる素養があふれる。そんな彼はいま、畜産農家と選果場の責任者という二足のわらじの日々に、多くの葛藤と課題を抱えながら向き合っている。置かれた立場と状況の中で、どう乗り切っていくのか。誰も通ったことのない道を“開墾”しながら歩んでいく彼のこれからは、無茶々園に留まらず、世の中の働き方、生き方の試金石になるだろう。
取材・文/ハタノエリ 撮影/徳丸 哲也