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2018/05/15 (Tue)

柑橘栽培の起点は春。

三月、葉を縮めて冬の寒さをこらえていた枝々から柔らかい春葉が吹き、

目に見えて樹が動き始めるのがわかります。

剪定に、病害虫の対策に、農家も来るべき収穫に向けた手入れがにわかに立て込む季節です。

四月に入って小さな蕾が顔を見せるようになると収穫のイメージがさらに膨らみます。

今年はどうやら蕾の数が多く、花付き良好でどうも豊作基調になりそう。

樹勢のバランスが崩れないように着果量を抑える一年になりそうな気配がしています。

 

前年の収穫がほぼ終わって新たな一年がはじまる春は、

耕作面積を減らす農家から増やす農家へ、畑のやりとりが行われる時期でもあります。

みかん栽培の全盛期であった40年、50年ほど前には、

ここ明浜でもみかん園は高額で取り引きされたそうですが、

農業人口が減るいま、なかなか良い値では売買されません。

畑の貸し借りはほとんど無償というところも少なくなく、

作りにくい畑や農道から距離が離れた畑から借り手がつかずに放棄されることになります。

全国有数の柑橘産地として通っている愛媛県の海岸部は、

急傾斜で入り組んだ地形や古くに築かれた石積みをそのまま生かしている畑が多く、

とても仕事がしやすい効率の良い条件とは言えません。

それでも営農の礎は地域で産地を形成することにあり、

何とか畑を受け継いでいこうと、作れるものが作っていくのです。

 

この春、明浜の狩浜地区では昔から無茶々園でみかんを作られてきた

原田和男さんと片山悟さんが農家を廃業されることとなりました。

傾斜地での柑橘栽培は日照や排水には恵まれる反面、決して楽な仕事ではなく、

年を重ねるにつれ、また家族の働き手が少なくなるにつれて手の回る範囲が小さくなります。

それぞれに事情があっての判断となりましたが、

同じ地域で有機栽培に一緒に取り組んできた方の引退は寂しいものです。

 

”栽培”条件には恵まれているものの、”生産”条件はなかなか厳しい地形です。

 

無茶々園ではこの20年の間に10名ほどの農家が廃業されてしまいましたが、

狩浜地区ではそのほとんどの畑が次の農家に受け継がれています。

今年廃業されたお二人の畑も、無茶々園のメンバーを中心にすべて作り続けて行くことになりました。

農家が畑をやめることになるとまずは親戚関係や特に近しい農家に耕作をあたっていきますが、

畑が多い場合にはもっと広く声を掛けていかねばなりません。

音頭を取る農家があればその人を中心に、あるいは地域の農家が集まって、

どう畑を維持していくのかが話し合われます。

そうして、拡大する意欲のあるところ、後継者のできたところ、

海外実習生が入ったところには優先的に畑を渡していくことになります。

無茶々園の直営農場部門であるファーマーズユニオン天歩塾でも、

一時期は明浜でのみかん作りからは手を引いていましたが、

この数年で明浜のみかん畑が2haほどまでに増えることになりました。

畑を受け継いだ農家の耕作面積は増え、一人当たりの面積も拡大しています。

いままで通りの範囲で済ませたいのであれば荒れるに任せれば良いものかもしれませんが、

狩浜は畑を守る意識が強く、その美しい石積みとともに地域の生産基盤を受け継いでいこうとしています。

農家の経営やみかん作りのあり方も少しずつ変わっていきますが、その歩みをまた一歩進めたこの春です。

 

時代時代に応じてかたちをつつ、この地域を継承していきたいもの。

2018/05/12 (Sat)

5月に入り行楽日和が続いていますね。

今日はドリンクボトルのセールのお知らせです。

 

yaetoco4周年を記念して制作したドリンクボトル。

デトックスウォーターの流行に乗っていざ販売!となりましたが時すでに遅し・・・。

100円ショップの台頭などにより在庫を多く抱えることとなってしまいました。

 

 

 

そこで今回から在庫処分価格でご案内です。

1,296円から75%OFFの324円で販売!

 

実際に日頃ドリンクボトルを使っている無茶々園スタッフの活用法を紹介します。

 

お茶に入れて持ち歩こう!

 

事務局スタッフの岩下の使い方です。

「朝、お茶を飲むときに多めに作り、無茶々園の事務所に持って出勤します。

 体を冷やしたくないので、常温で飲めるところが気に入っています。」

 

 

 

出汁の作り置きに。

 

ドリンクボトルを冷蔵庫に入れて出汁の作り置きをしている高瀬。

「水とだしいりこを4~5本入れて冷蔵庫へ。

 鍋やタッパーと違って、ドリンクボトルはスリムで場所を取らないのでとても便利です。

 寝る前に冷蔵庫に入れて、だいたい2~3人分のお味噌汁用の出しが作れます。」

 

 

 

ご自宅で仕事場でピクニックで。

 

無茶々園の柑橘を使ったシロップ作り、デトックスウォーター作りにはもちろん、

飴やチョコなどのお菓子、コーヒー豆、パスタ、調味料入れにも使えます。

ボトルが透明なので中身が見え、冷蔵庫での保管容器としてもおすすめですよ。

暖かくなってきたこの時期から様々なシーンで活躍すること間違いなし!

 

▼そんなドリンクボトルのご注文はこちらから。

http://muchachaen.shop-pro.jp/?pid=127191734

 

2018/04/25 (Wed)

4月後半となり、日に日にあたたかさが増してきておりますが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて本日はイベントのお知らせです。

 

ただいま松山三越の “Slice Of Life” にて、

CLASKA Gallery & Shop “DO”のお取扱い商品としてyaetocoをご紹介しています。

 

 

「いつも使える、私の心地いい」をテーマに、

着心地の良い日常着と、暮らしを豊かにする

生活雑貨やコスメを集めたセレクトショップ “Slice Of Life”。

 

このたび松山三越の2階に、期間限定ショップとしてオープンしました。

 

yaetocoからは、

散歩やアウトドアスポーツなど汗ばむ季節に活躍する

外遊びスプレーやハンドタオルなど、

春夏の生活におすすめの商品を取り揃えています。

 

今週から無茶々園の柑橘のジュースや
寒天ゼリー、マーマレードなどの加工食品の取扱いも始まりました。

 

ショップの詳細情報はこちらよりどうぞ。

 

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【期間】

 2017年3月末~5月7日(月)
 10:00~19:00

 

【場所】

 松山三越 2F
 〒790-8532 愛媛県松山市一番町3-1-1
 伊予鉄道城南線「大街道」駅より徒歩0分

 

【販売商品】
 ・yaetocoシリーズ一部
 ・無茶々園の柑橘類のジュース、寒天ゼリー、マーマレード
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早速、無茶々園スタッフもSlice Of Lifeに立ち寄ってきました!

 

三越の販売スタッフの方とのお話しの中で、

「バスソルトのぽんかんの箱を知人にプレゼントしたらとても喜ばれました。

 自分も使ってみたのですが、本当にいい香りですね。」
と嬉しいお言葉をいただきました。

 

会期は来月のゴールデンウィーク明けまでとまだ期間もございますので、
お近くの方はぜひこの機会にお立ち寄りくださいね。

 

 

2018/04/23 (Mon)

4月もいつの間にか下旬。

桜もすっかり散り、日中は汗ばむほどに暖かくなりました。

明浜の段々畑にも少しずつみかんの花の蕾が・・・

と思っていたら、あっという間に開花ラッシュ。

今年はみかんの花が咲くのが非常に速い、そして多い!

 

花が早いのは、例年に比べて春の気温(特に4月)が高かったから。

花が多いのは、11~2月の気温が低かったので樹体の代謝量が少なく、

貯蔵養分を消耗しにくい条件だったためでしょうか。

昨年秋の日照不足や1~2月の寒波で樹が弱るのでは?と心配したりもしましたが杞憂でしたね・・・

 

そんなわけで今年はみかんがたくさん成りそう。

ここまで量があるのは久しぶりなので産地としてはうれしい限り。

しかしながら、喜んでばかりもいられません。

成るにまかせて放っておくと樹がつかれて隔年結果(※1)につながるので、

負担をやわらげるためにこの夏は摘果(※2)を「とっても」がんばらないといけません。

 

※1 果実がたくさんなる年と少ししかならない年とが交互に現れること。

※2 果実の間引き。

 

また、どう転ぶかわからないのが自然相手のお仕事。

花はついてはいるがはたして着果するのか。

(さすがにここまで多いと大丈夫だと思いますが・・・)

夏から秋にかけての天候はどうなのか。

カメムシをはじめとする病害虫の発生は。

 

心配の種はつきませんが、とりあえず豊作傾向はありがたいこと。

目の前の吉報に胸躍らせつつ、収穫にむけての段取りをひとつひとつこなしていきたいものです。

 

~2018年みかんの花ギャラリー~

 

どの樹を見ても白い花がびっしり。

 

温州みかんの花。

 

個人的な意見ですが、ポンカンの花はこじんまりしていて、かわいくて好きです。

2018/03/31 (Sat)

春の陽気に心が柔らかくなる季節。

 

道を歩けばつぼみだった桜が花開き、

はじまりを感じさせる季節となりました。

桜、春の息吹に誘われてついつい外に歩き出したくなります。

 

4月は新生活シーズン。

体が軽くなってうきうきしたり、新しい環境にそわそわしたり、

期待と不安が入り混じる季節です。

 

 

そんな時はいつもの日常の環境を少し変えて、

落ち着ける時間を作るのがおすすめです。

今日はyaetocoのエッセンシャルオイルを使った心のバランスの整え方を紹介します。

 

気持ちを落ち着かせてくれるエッセンシャルオイル。

 

エッセンシャルオイル(精油)は、

植物の花、葉、果皮、果実、樹脂などから抽出した天然の素材(液体)で、

植物の香り成分が凝縮された芳香物質のことです。

 

その中でもyaetocoのエッセンシャルオイルは、

果汁を絞った後の柑橘果皮から水蒸気蒸留法で抽出しています。

 

 

yaetocoのエッセンシャルオイルは伊予柑・甘夏・ゆず・青みかんの全部で4種類。

 

柑橘オイルの主成分であるリモネンには、気持ちを落ち着かせたり元気を出したり、

心のバランスをとる働きがあるといわれています。

 

 

いつものお部屋でゆったりとした時間を。

 

「部屋の中でゆっくり過ごしたいとき、

 仕事とプライベートとの気持ちを切り替えたいときに

 エッセンシャルオイルをよく使っています。」

 

こう話すのは週末に家の中でエッセンシャルオイルを使っているという

無茶々園スタッフの岩下。

 

 

「芳香用の機材を持っていないので、

 マグカップにお湯を入れ、エッセンシャルオイルを3~5滴入れています。

 テーブルの上に置いて、香りを楽しみながら本を読んだり、

 趣味のアクセサリーを作ったり、好きな音楽を聴いたりします。

 甘夏はほっとできる香りなので、ほのかに香る程度が丁度いいですね。」

 

 

芳香浴の過ごし方とその後のお楽しみ。

 

「この方法でだいたい1~2時間くらいは香りが漂うので、

 気持ちを切り替えるスイッチにしています。

 もちろん何も考えずにぼーっとするのもOK。

 

 何かしなくちゃいけないというわけではなくて、

 好きな香りで好きな時間を過ごす。

 

 一年の中でも特に春先は、

 気持ちが揺らぎやすい時期と自分でも感じているので、

 毎週末エッセンシャルオイルを使って芳香浴を行っています。」

 

 

「香りが弱くなったあとは、

 空のスプレーボトルに移してルームスプレーに。

 スプレーする前によく振って、カーテンにシュッシュッとかけて使います。

 

  同じ柑橘でもそれぞれ香りが異なるので、

 甘く優しい香りの甘夏や伊予柑は布団やカーテンなど布製品に、

 青みかん・ゆずのすっきりした香りはトイレや台所などにお勧めですよ。」

 

 

エッセンシャルオイルも実は簡単に楽しむことができます。

いつもの日常にそっと寄り添ってくれるアイテムとして、

生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

▼エッセンシャルオイルの商品情報についてはこちらよりどうぞ。

http://muchachaen.shop-pro.jp/?pid=89878821

 

▼今が旬の甘夏。3月より出荷が始まっています。

http://muchachaen.shop-pro.jp/?pid=90652184

 


yaetocoとは

 

yaetocoは、無茶々園で栽培された柑橘の果皮からとれる精油を活用し、

新しい価値をつくりだすオーガニックコスメブランドです。

「家族で使えること」をコンセプトに無茶々園で大切に育てられた柑橘やハチミツ、

愛媛県産の真珠パウダーといった天然成分を軸にしたコスメ商品を展開しています。

 

名前の由来は、

地域に古くから伝わる「ヤーエートコー(浜は良いところ)」という秋祭りのかけ声。

素敵な人やコトが集まる明浜のあたたかさを、

地域の外へ、そして世界へと広げていきます。

無茶々の里から生まれた柑橘の新しいカタチ、どうぞお楽しみください。