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明浜を支える海外実習生

2019.05.11

無茶々園が海外実習生の受け入れを開始したのは2002年。今までに約85名の実習生が明浜に暮らし、柑橘の生産を支えてくれました。明るい性格のメンバーが多く、地域の運動会や駅伝大会にも参加してくれるので農業を越えてここ明浜ではなくてはならない存在となっています。

 

現在実習生を受け入れている宇都宮幸博さんに聞いてみると

「海外実習生を受け入れし始めてボハイ君で6人目11年目になります。初めは言葉の不安が大きかったのですが、実際一人目のクリス君が来てくれたら全く!」。

60歳を超える生産者の明浜弁をうんうんとうなずきながら聞いている実習生の姿をよく見かけます

(わかっているかどうかは怪しいという説もありますが)。

 

昔から明浜のさごばた(急斜面の畑)は、1人1町(1ha)までと言われて来ました。それを超えると作業が間に合わなくなり良いみかんが取れなくなると言われるほど、無茶々園の夏場の草刈りは過酷で多くの時間を費やします。幸博さんも実習生が来るまでは両親と3人で3町の畑を管理していましたが、これからは農薬を使わないみかんだけじゃなく美味しいみかんも求められる時代が来ると考え、味の良い畑を求めて開墾したり高齢で栽培を止める畑を借りたりと経営面積を広げていきました。

この経営方針を支えるのは彼らの力によるところが大きいと言います。

「彼らが居てくれる事で80歳を越えても現役で農家としてやっていけますし、何より明浜のジオパークに認定された段々畑の美しい景観を保てるのも彼達があってこそ出来た事だと思います」

 

7年位前にはベトナム旅行を兼ねて帰国した実習生に会いに行き、ご家族と美味しいお酒を飲み交わしたという幸博さん。Facebook等SNSを通じて帰国した実習生と連絡を取り合いながら、いつかフィリピンの地に会いに行きたいという思いを抱いています。

 

幸博さんと実習生のレーガンさん(中)、ボハイさん(右)

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