ベトナム

ベトナムに行ったおはなし

2023.05.31

てんぽ印のスタッフ、酒井朋恵が2023年3月27日~4月3日にかけて、ベトナムを訪問してきました。その旅行記を写真とともに振り返ります。

 


 

これは私が3月27日~4月3日にベトナムに行った話。

 

日本から約6時間。ベトナムのホーチミンというところに着いた。暑い、とにかく熱い。クラクションが鳴り響き、道を埋め尽くすバイクと人々。ただ道を横断するということさえスリリング。特有の香辛料の匂い、どこかふてぶてしく徘徊している動物たち、日本とは異なる国。久しぶりの外国、初めてのベトナム、いろんな意味で熱いなと感じた初日。

 

普段私たちてんぽ印ではベトナム人の技能実習生のメンバー達と仕事をしている。農作業を中心にベトナムから輸入された胡椒やカカオの商品化という作業なんかも。彼らの印象はいつも飄々として、よく笑っている(・・・笑ってごまかしている!?)。彼らから見たら私は厳しい日本人だと思う。ちなみに上司につけられた私のあだ名は「鬼軍曹」だ。

正直、ベトナム行きの提案があったとき、それ程前向きにはなれなかった。自分たちの農作業も手一杯だし、今行く必要があるのだろうかと・・・。結論は、うん行ってよかった。

 

筆者、酒井朋恵。カカオの樹の前で。ニックネームは”鬼軍曹”。

 

研修の目的は、FUV(無茶々園の現地法人)の活動やベトナム社会や経済情勢の視察を通して国内外における情勢の変化を実感し、これまでの価値観や認識のアップグレードを図ることや実習生たちの生活状況の視察や家庭訪問を通して“人と人”としての関係性の深化を図ること等々あるが、最終的に上司に言われたのが3つ。「内向きになるな」「とにかく楽しんで来い」「色々感じて見聞を深めてこいや」だった。

 

二日目からは帰国した実習生たちが多数いる、ベトナム中部高原地帯のバンメトート市に移動。かつての実習仲間達を訪ねた。彼らの家族と出会い、話をし、ご飯を食べ、そのままガイドをお願いした。ベトナムでは日本語はもちろん英語もあまり通じない(特に地方に行くほど)。バイクの後ろにまたがり、言葉も行動も彼らを頼り、彼らに委ねる。信号があまりなく、車線もあってないようなもの。ルールよりも流れに身を任せる。

 

バイクに乗って風の吹くまま、気の向くまま。

 

さらに鬼軍曹への心からのおもてなし。見たこともないフルーツと本当に美味しい料理に、時にぎょっとする食材。胡椒の収穫体験では高いはしごを使って上へ上へ!途中、蟻の巣に遭遇し強襲受けながら収穫し、また農家のお母さんたちと一緒にご飯を食べる。普通の旅行では味わえない体験の数々。

 

日々のゆったりとした時間と喧騒のギャップと、時に滑稽に感じる事なんかもありながら(失礼!)も、逞しく、前向きに上向きに奮闘している人々(若く活気のあるベトナム人たちや現地に住むさほど若くはない日本人たち)と接することで自分の視野の狭さや、人としての小ささ、不甲斐なさを感じ、打ちのめされた部分もある。ただ、打ちのめされた事が嬉しくもあり、気合を入れてもらった旅でもあった。もちろんたくさん笑ったし、たくさん美味しかった。同時に今後実習先として日本が選ばれなくなるだろうと言われる理由も少しだけ分かった気がした・・・。

 

胡椒の樹に登って収穫を手伝う。

 

ベトナムでは道路を歩いて横断するときはけっして後退してはいけないという。止まるか、進むか、選択肢はそれだけだとか。「止まるか、進むか=後退してはいけない」…なんかいいなって思いつつ、ちょっとだけの時差と共に帰路へ着く。そんなたった1週間の小さな旅。さ、これから甘夏収穫最盛期。がんばっていこー。                   

 


 

おまけ

ベトナムで撮影した写真をご紹介。

 

ベトナム風サンドイッチ「バインミー」。とても美味しかった料理のひとつ。

 

バンメトートの朝市。ワイルドでとても賑やか。

 

カカオポッド(実)を割ってみた。中にはカカオ豆が。

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