産物紹介

てんぽ印に新しい仲間が加わりました

2023.08.09

無茶々園の農産物を栽培する生産者グループとしてだけでなく、農業を志す人材の受け入れ窓口である「てんぽ印」。現在、海外実習生を含め15名が所属し、農産物の生産や加工に勤しんでいます。そんなてんぽ印に新しく加わった、頼もしいふたりの仲間をご紹介します。

 

河上夏貴(29 歳)

もともとは管理栄養士として働いていたが「食材」に対して疑問を感じたことから農業の道を模索。2022年4月よりてんぽ印で働き始めました。「農業」は有機栽培、慣行栽培であろうと大変だと痛感。だからこそ、選択肢として「有機栽培の野菜」を提供したいと考えています。また、農業は力仕事が多く必ずしも女性が働きやすい職業ではありません。だからこそてんぽ印では機械化を進め、性別や家族環境に関わらず皆が働きやすい農業を展開していきたいとのこと。

おすすめはかんそうタマネギ。目が痛くなることもなく使えるって最高!とおおらかに笑っておりました。

 

 

小木曽千夏(22歳)

東京農業大学在学時に短期研修で無茶々園に来園、卒業後の2023年4月よりてんぽ印に就職しました。実践によって在学中に得た知識を裏づけたり、知った気になっていたと反省したりするとともに、農業の凄さに圧倒される日々です。

てんぽ印の魅力は、「生産性」や「効率化」だけではない人と人とのつながりを大切にしているところにあるとのこと。個々に意欲を持ち意見を出し合える組織であること、またそういった場を提供できるメンバーになりたいと、誠実に努力を重ねています。前述の河上さんと同じく、手の込んだことをしなくてもちゃんと使える乾燥野菜全般がおすすめとのことでした。

 

 

ふたりに今後てんぽ印でやってみたいことを尋ねると、偶然にも「畑ツアー」と意見が一致しました。河上さんは昆虫好きということもあり、生態系を通して自然と人とのつながりを伝えたい。小木曽さんは種まきから収穫まで、誰かの手によって産物が成長するストーリーを共有していきたいそうです。さほど遠くない未来、消費者を招いての畑ツアーを実施するかもしれません。みなさん、いつかてんぽ印の畑でお会いしましょう。

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