産物紹介

無茶々園に、無茶なお願いをして生まれたジュースです

2024.05.11

「お酒を飲みすぎて二日酔いになった朝に飲む」という斬新なコンセプトから生まれた柑橘ジュース。ポンカンと弓削瓢柑を1:1 の割合でブレンドしました。ラベルにあるHUNGOVERは英語で「二日酔い」を意味します。ポンカン×弓削瓢柑という思いがけない組み合わせながら、飲んでみると甘みとさわやかな風味が調和していてとても美味しい。二日酔いにならずとも飲みたい味わいの仕上がりです。

発案者は元日経トレンディ編集長の北村森(きたむらもり)さん。お仕事のご縁で無茶々園に来られた際に、無茶々園のジュースを飲んで閃きました。はじめてそのアイデアを聞いたときは「斬新すぎる・・・」と思ったものの、袖すり合うも他生の縁。これも何かの機会と商品化に踏み切りました。

自己紹介から完成品を飲んでみての感想まで、発案者としての想いをまとめていただきましたので、ぜひご一読いただけますと幸いです。

 

HUNGOVERは英語で「二日酔い」の意。とても斬新なコンセプトです。

 

自己紹介とことの起こり
こんにちは。北村 森(きたむら・もり)といいます。私の本業は大学の教員で、マーケティングが専門領域です。同時に全国をめぐって、地域の素材を生かした商品づくりや、産品のブランディングのお手伝いを担うことも多い毎日です。
現在の仕事のひとつに、JR四国グループと一緒に進めているプロジェクトがあります。JR高松駅の新しい商業施設の中に2024年3月にできる「shikoku meguru marche(しこくめぐるマルシェ)」と名づけた、地域の食を集めた空間づくりです。四国4県を文字通りめぐって、「ああ、これは四国の人、全国の人にもっと知ってもらいたいなあ」と本音で感じた商品だけを集めました。
その準備を重ねるなかで出逢ったのが無茶々園です。おいしい柑橘ジュースは四国にいくつも存在しますけれど、私はなによりも無茶々園の長年の取り組みを学んで、ぜひ手を携えたいと考えました。

 

すでに完成されたジュースだが・・・
無茶々園との協業をお願いしたのには、もうひとつ理由があります。まさにその名に込められているだろう、無茶々園の気概に期待したのでした。古くから自然農法に挑んだその姿勢は、当時おそらく周囲から「相当に無茶な話だ」と受け止められていたはずです。
私は、そんな無茶々園に、無茶を持ちかけました。「shikoku meguru marcheのために、新しいジュースをつくってほしい」と頼みました。それも、単なる新商品ではなくて、「こんな場面で絶対に必須だなあ」と多くの人が共感するジュースを、という依頼です。
具体的にはどんな頼みごとか。「二日酔いでしんどい朝に、ごくりと飲んで元気になるジュースをぜひに」です。お酒をたしなむ人ならわかりますよね。あの気だるい目覚めをなんとかしたい、たちまちリカバリーできるなにかがほしい。柑橘ジュースには、その力があるのではないだろうか、と・・・。
無茶々園の柑橘ジュースはどれもすでに完成形をみているものばかりです。それぞれが立派な商品として成立しています。それなのに新たなジュースをつくってもらいたいと頼むのは失礼かとためらいもしましたが、無茶々園は快諾してくれました。

 

北村さんが監修した「shikoku meguru(四国巡る)」。

JR高松駅直結の商業施設「TAKAMATSU ORNE(高松オルネ)」に隣接したお店です。

詳しくはこちらから→ https://shikokumeguru.jp/

 

 

開発会議は「二日酔いの朝」に実行
私には、無茶々園だからこそ間違いなく「二日酔いの朝に飲むジュース」を完成させてくれるという確信がありました。どうしてか。無茶々園には地元の農家さんたちと長いあいだ連携を深めてきた歴史があります。よく知られる果実から、よそものには珍しい果実まで、たくさんの柑橘を知り尽くしている存在です。だから、どんな果汁を組み合わせると答えを導けるのか、無茶々園ならわかっているだろうと思ったのです。そして、その予想は当たっていました。
2023年夏の夕暮れ。JR四国各社のメンバーと私は、無茶々園のみなさんと、もうたっぷりのお酒を飲み干しました。あくる朝、狙ったように二日酔いとなった私たちは、商品開発会議に臨みました。どんな果汁の組み合わせが正解か。無茶々園はあらかじめ、そのコンセプトに沿うような選択肢となるジュースをいくつも揃えてくれました。それらを順々に合わせていくと・・・。

 

思わぬチョイスに、その正解があった
「なんだ、これは」と声を上げたくなる果汁がひとつありました。聞くと、弓削瓢柑(ゆげひょうかん)を絞ったものだといいます。ごく珍しい文旦系の柑橘だそうです。それ単体で口にすると、存在感がかなりあるというか、刺激がずいぶんと強烈なのですけれど、これをポンカンの果汁と合わせたら…答えが出ました。
ボディがしっかりとしたジュースとなり、かつ、刺激はちょうどよく、ポンカンの甘みが全体を包むような一杯で、気持ちがなごむ。しかも、ほかの組み合わせでは得られない唯一無二の飲みごこちもそこに感じられます。弓削瓢柑とポンカンがけんかせずに溶け合っている。ああやっぱり無茶々園に頼んでよかった。弓削瓢柑をそっと提案してくれるだけの知見とセンスが無茶々園にあったおかげです。
私の知る限り、「二日酔いの朝」に照準を絞った柑橘ジュースは、これまでまずなかったのではないかと思います。完成したこのジュース、「shikoku meguru marche」で販売すると同時に、無茶々園の会員のみなさんからの注文を受け付けるそうです。まずはぜひご自身でお試しくださいね。で、もしよかったら、お酒好きのご家族やご友人の朝を救う一本としてもご活用いただければ、こんなに嬉しいことはありません。

 

出来上がったジュースを飲んでニッコリな北村さん。また、明浜に遊びに来てくださいね!

 


北村森 きたむら・もり
1966年生まれ。「日経トレンディ」編集長を経て、2008年に独立。消費トレンド分析を専門領域とし、テレビ・ラジオ番組のコメンテーターを務めるほか、ANA「北村森のふか堀り」、JR四国グループが運営する高松オルネ内の「shikoku meguru marche」企画監修をはじめとした地域おこしプロジェクトに数々参画。サイバー大学 IT総合学部教授(地域マーケティング論、商品企画論)。秋田大学 産学連携推進機構客員教授。


 

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