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ブラッドオレンジへの挑戦

2018.03.17

「育て方がわかったかもしれん」収穫しながら生産者・斉藤達文がにやりと笑う。

2月の下旬、ブラッドオレンジの畑を訪れたときのことです。

 

そもそもブラッドオレンジは愛媛県よりも暖かい地中海性気候のイタリアで盛んに栽培されています。

温暖化の影響による気温上昇を考慮して、全国に先駆けて愛媛県宇和島市を中心に産地化を進めてきました。

無茶々園でも隣町にある果樹研究所からの勧めがきっかけとなり、2006年から苗木を植え始めました。

少しずつ生産者が増え今期より予約注文を承れるほどの収量を見込めるようになりましたが、

この挑戦の中心にいたのが斉藤達文です。

 

斉藤は無茶々園の創設メンバーの一人で、「無茶々園」の名付け親。

有機農業への思いはそのままに、海外実習生の雇い入れを積極的に行い畑の面積を広げてきました。

「本来ならこれだけ畑をひろげたくはなかった」と前置きをしながらも進む高齢化と生産者不足、

荒れていく山を目の前に他に選択肢はなかったと言います。

それでも「(新品種への取り組みや海外実習生との作業は)ま、おもしろいからのぉ」と続くのは、

40年変わることない明浜への思いと農業への挑戦を続けていくという心意気の表れでしょうか。

 

斉藤達文。海外研修生とともに。

 

キャリーには18kgほどの果実が入る。力のある海外実習生の存在感が光る。

 

ブラッドオレンジと一言で表現してもいくつか品種があり、

無茶々園では赤みの強い「モロ」と大きめの「タロッコ」の2つを栽培しています。

モロとタロッコの葉を見せながら「簡単に例えるとモロは温州みかん系、

タロッコは伊予柑系」と説明する斉藤は明浜の環境や無茶々園の栽培方針を考えると

「タロッコ」の栽培が適しているのではと話します。

 

ブラッドオレンジは世界の柑橘産地で古くから作られており有機栽培でも取り組みやすい品種と考えられますが、

耐寒性が弱く冷たい風に吹かれると落下する傾向があります。

1年1年風対策をしながら栽培方法を試しながらと季節を重ね、

10年後には「ブラッドオレンジ(タロッコ)」という名前で皆さんの元へお届けできるようになるかもしれません。

今はタロッコとモロの両方を箱詰めしてお届けいたしますので、「これはどっち?」と楽しんでいただければ幸いです。

 

赤みの入り方は様々。柑橘にも個性がある。

 

ブラッドオレンジの特徴はなんといっても果肉に赤みがさすこと。

この赤みのもとはアントシアニンで近年その機能性に注目が集まっています。

赤みの量には個体差があり、果皮に赤みがさしたものを切っても思っていたほど赤みがなかったり、

その逆もあたったりと期待通りにはいかないものだと実感しています。

ネーブルオレンジといった他のオレンジと同様に果皮は堅いのでカットしてお召し上がりください。

アントシアニンの持つ、イチゴやブルーベリーのような独特の風味を生かすにはジュースを作るのもおすすめ。

ぜひお試しください。

 

▼そんな「ブラッドオレンジ」の購入はこちらから

http://muchachaen.shop-pro.jp/?pid=115485816

 

搾ってジュースにしてみました。マーマレードにするのもおすすめ。

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