お知らせ

無茶々園ではいま新しい出荷施設の整備を計画しています

2023.11.23

皆さんが食べている柑橘は、生産者が畑で育て収穫してきたあと、どのように荷造りされて手元に届くのでしょうか。無茶々園は2つのパターンで柑橘を発送しています。

 

ひとつは生産者が直接ダンボールに箱詰めして発送していくかたち。生産者の指定をいただいた場合や、出荷担当者から生産者に直接箱詰めを依頼する場合はこちらをとります。もうひとつは共同選果場にいったん柑橘を運び、選果場で箱詰めして出荷していくかたち。出荷量が多い販売先への出荷を中心に、無茶々園全体としては選果場からの出荷が大部分を占めています。

 

その昔は選果場がなくすべての出荷を生産者が箱詰めして行っていましたが、20年ほど前に出荷施設と大型選果機を取得して無茶々園としての選果場を立ち上げました。JAをはじめ農家数の多い生産者団体では規模の大小はありますが農産物を集めて選果する施設を持つことが主流です。生産者の箱詰めの負担を軽減できるほか、選果の基準を揃える、一か所に集めることで数量の管理がしやすくなるといったメリットがあるのです。

 

柑橘をパック詰めするようす。

 

コンテナに入った柑橘を運ぶスタッフ。地元に住む若者も働いています。

 

さて、この出荷場は当時でも古い倉庫を買い取り、中古の選果機を移設して作った施設でした。それから20年以上が経過して施設の老朽化もさらに進んでいるほか、生産物や出荷の状況も当時から大きく変わってきています。特に選果機は耐用年数を大幅に超えて運用しており、年々故障や修繕が増えて出荷シーズン中も冷や汗をかきながら動かしております。また、以前に比べてジュースや加工品の種類や数量が増え、青果物と加工品を複合的に扱える施設が必要になっています。

 

新しい出荷場の検討は随分と前から課題としてきましたが、まず困難だったのは良い場所がないこと。明浜には海岸沿いにわずかな平地しかなく、出荷場を作れるようなまとまった土地が見つかりません。そんなか2年ほど前に現在の出荷施設近隣で有力な候補地が現れ、本格的な準備に入ることになりました。いまはまだ計画中の段階ですが、数年後には実現できるように取り組んでいます。いろいろと困難もあり、また整備後にどう運営していくのかも大きなテーマですが、無茶々園にとっても大きなプロジェクト。ブログやSNSなどでも随時進捗を報告していきたいと思います。

 

現在の選果場。だいぶ老朽化が進んできました・・・

 

新しい選果場のイメージ図。よりよい産地づくりのためにも必要な設備です。

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