お知らせ

失敗は泥の中に入るまで続くのか

2022.01.19

寒中の折、皆様におかれましてはお達者でお過ごしのことと思います。このたびは、我が「ポコロコ農園」(齊藤達文の農園愛称)における栽培管理の失敗かつ高温時の不適切な農薬散布等で果皮にこれでもかというぐらい外観的ダメージをこうむりました。ホントに「何十年みかん作りをやってきたんぞ」と自らのざぁっとまくれなやり方に情けなくなってしまいます。それに対して自然は容赦なく、反発が現れます。

 


このような不出来なみかん達を、無茶々園事務局が「なんとか頑張って売るけん」と言ってくれて「わけありみかん」と称して骨身を削って箱詰めしてくれました。こんな次元の低い訳ありみかんをどうやって売り込んだのか、心苦しい限りです。その上にお金を出して食べて下さった皆様の心配りとご支援に深く深くお礼と感謝を申し上げます。また、皆様からの温かい励ましのお便りやメッセージを受け取り、胸にひしひしと熱いものがこみ上げてきます。


百姓を始めて半世紀近くなりますが、農産物はイノチのあるものであり、食べてくれる人達との心の交流である、そのようなことばを今改めて思い起こしています。今一度、大地に根ざし、みかん畑に寄り添う百姓にならんといけんなと身にしみている所です。

植物は死して土を肥やし還元する。私も失敗のタネを土の中にもっていくんぢゃなく少しは後世の為に肥やしにならなければと思います。

 

 

そろそろ私の頭の中は白骨化していくのがわかってくる年代になっていますが、皆様からの心温まる気持ちが脳内を潤ませ、細胞が活性化してくるのがわかります。まだまだ頑張らにゃと気を引きしめています。
最後になりましたが、皆様からの大いなるご厚情とご支援に心より感謝申し上げます。トラ年がいい景色の見える年になりますよう祈っています。

 

無茶々園生産者 齊藤達文

pagetop