産物紹介

カボチャの思い出

2022.03.01

しっとり、ホクホクとした食味、ねっとりとした強い甘味。数ある野菜のなかでも群を抜いて美味しいカボチャ。だけど、その外皮は堅牢で頼もしい反面、調理がとても面倒だったり。そんなカボチャを見るたびに思い出す光景があります。

 

 

私の父方の祖母は、あまり体が丈夫ではありませんでした。大人数の料理を作るのも大変そうなので、祖母の家に遊びにいくときはいつもお弁当を持っていっていました。そして、いつものようにお弁当持参で祖母の家を訪れたある日。台所の暖簾をくぐるとそこには見慣れない光景が。いつもこぎれいにしてある台所なのに、その日はまな板が出しっぱなし。そして、その上には立派ないで立ちのカボチャがドカンと置かれ、包丁が突き立てられている・・・

子どもだった自分には、ちょっと異様なその光景が不思議で面白くて、大笑いした記憶があります。聞けば、包丁を突き立てたはいいが、カボチャがあまりに硬く押すも引くもできなくなり、そのままになってしまったそう。結局、父が力任せにカボチャをカットしていたように思います。

 

 

あれから20年ほどがたち、自分でも料理をするようになりました。そして、あらためて思う。おばあちゃん、カボチャはとても硬いね・・・。とても美味しいけれど、切るのはとてもひと苦労だよ。手も痛いし。あのときは笑ってごめんよ、カボチャなんて切ったことなかったから。すでにカットしてある「かんそうカボチャ」があれば、おばあちゃんもカボチャ料理をもっと手軽に楽しめたかな。

 

文章を書いたひと:てんぽ印スタッフ 酒井

 

 

\作ってみよう!/

かんそうカボチャとひじきの煮物

 

材料(4人分)

・ひじき      15~20g

・かんそうカボチャ 15~20g

・ごま油      適量

・だし汁      300cc

・しょうゆ     大さじ1.5

・みりん      大さじ1.5

・砂糖       小さじ2

 

 

作り方

・ひじき、かんそうカボチャを2~3回水をかえながらよく洗い、十倍程のたっぷりの水に10~15分ほどつけます。

・柔らかくなったらザルにあげて水気を切ってください。

・フライパンにごま油を熱して、ひじきを炒める。

・全体に油がまわってきたら、カボチャを加えて炒める。

・だし汁、しょうゆ、みりん、砂糖を加える。

・中火で汁気がなくなるまで煮たら出来上がり。

 

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